天龍寺の見どころと拝観ルート(境内案内図)・拝観所要時間など

スポンサードリンク

天龍寺の見どころと拝観ルート(境内案内図)・拝観所要時間など

京都嵐山を代表する観光地、世界遺産「古都京都の文化財」を構成する寺院、天龍寺。

境内の広さはおよそ30,000坪( 東京ドームの2.1倍程)もありますので、見どころを効率よく回ることも必要になります。

今回は、天龍寺の境内図を含めて、効率良く天龍寺の見どころを回る、おすすめの拝観ルートをご紹介します。

天龍寺

創建年:1339年(暦応2年)開山/1345年(康永4年)落慶
山号:霊亀山(れいぎざん)
宗派:臨済宗 天龍寺派
正式名:霊亀山 天龍資聖禅寺
寺格:大本山 京都五山一位
札所等:神仏霊場巡拝の道 第88番
本尊:釈迦如来
開基:足利尊氏
開山:夢窓疎石

天龍寺の境内案内図と拝観ルート

天龍寺の、おすすめの拝観ルートと境内案内図をご紹介します。

天龍寺境内案内図

※画像は天龍寺HPより

正門→勅使門法堂(雲龍図)→諸堂参拝(庫裏前→大方丈小方丈多宝殿)→御朱印所(御朱印授与お守り授与)→曹源池庭園(望京の丘)→北門

※法堂、雲龍図の公開は、公開期間が決まっています。詳細は当サイト「天龍寺「法堂」「雲龍図」」でご確認ください。

天龍寺の拝観所要時間

天龍寺の拝観所要時間は、もちろん個人の拝観ペースによって異なりますが、今回はゆっくりペース、お急ぎペースの2種類を概算しお伝え致します。

じっくりと拝観した場合の所要時間

  • 法堂(雲龍図):15分
  • 諸堂参拝:30分
  • 曹源池庭園:35分

合計:80分

じっくりと参拝する場合は、法堂の雲龍図をゆっくりご覧になった後、諸堂を見て回り、世界遺産に登録の曹源池庭園でゆったりとした時間を過ごすのがおすすめです。

曹源池庭園の北西側に、望京の丘と呼ばれる高台があります。京都市内を一望できる記念撮影スポットでもありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

また上でご紹介した、おすすめ参拝ルートでは、曹源池庭園を回った後、北門から天龍寺を出ますが、お時間に余裕があるなら曹源池庭園の北側から正門方面に戻り、天龍寺塔頭の「妙智院」にある豆腐料理店「西山艸堂」(せいざんそうどう)で豆腐料理をいただくのも良いでしょう。

「西山艸堂」に関しては、当サイト「西山艸堂「値段・メニュー・営業時間・アクセス他」天龍寺境内でいただく絶品豆腐料理♪」にて詳細をご確認いただけます。

急ぎ気味で拝観した場合の所要時間

  • 法堂(雲龍図):5分
  • 諸堂参拝:15分
  • 曹源池庭園:20分

合計:40分

お急ぎペースの拝観所要時間は、およそ40分です。

曹源池庭園は、天龍寺が世界遺産「古都京都の文化財」に登録されるために必要不可欠な存在です。もし天龍寺に、曹源池庭園がなかったら、他に重要文化財の建物を持たない天龍寺は、世界遺産になることはできませんでした。

それだけに重要な庭園ですが、隅々まで見ようと思わなければ、大方丈の前から天龍寺北門まで、20分ほどあれば通過していくことができます。

天龍寺北門を出ると、そこは有名な京都の「竹林の小径」(詳細は当サイト「京都嵐山「竹林の小径(竹林の道)」とは?どこからどこまで?読み方・所要時間・アクセス・渡月橋への行き方」もご参照ください)につながっています。

竹林の小径からは嵐山駅まですぐにアクセスでき、道の途中にお土産店も多いことから、効率の良い観光ができるでしょう。

京都・天龍寺の見どころ

正門

天龍寺の入り口には、有名な「大本山天龍寺」の文字があります。

実は上の入り口は駐車場の入り口にもなっており、門らしい門はこの入り口の右側です。記念撮影にもおすすめの門は人が通る専用です。

勅使門

上でご紹介した、人用の門を入って徒歩1分ほどで、左手に勅使門が見えてきます。(車の入れる門からは右手になります)

勅使門は、推定1596~1615年(慶長元年~慶長20年)に建築されたもので、正式名称を「旧慶長内裏御門」と言います。京都府の指定文化財になっている門で、天龍寺の境内の中では最も古い建物にあたります。

元々は、慶長年間に新築された内裏の御門として使われていたものが、天龍寺に勅使門として移築されたものですが、慶長内裏の御門として使われる前は、伏見城の城門であったとも伝えられています。

なお勅使門とは、天皇か、天皇からの使いの者が訪れた時にだけ開かれる、天皇関係専用の門のことを言います。

天龍寺の勅使門は現在使われていません。

天龍寺 勅使門に関しての詳細は当サイトの以下の別ページにてご紹介しております。

天龍寺「勅使門」【京都府指定文化財】

法堂(雲龍図)

天龍寺の法堂には、天井に雲龍図が描かれています。この雲龍図が天龍寺に人を集める1つの見どころになっているわけですが、法堂と雲龍図の公開は年中無休ではありませんので、注意が必要です。

天龍寺では、春の特別参拝、夏の特別参拝、秋の特別参拝が行われています。

これらの特別参拝の期間内と、毎年冬に行われる嵐山花灯路の期間内は、無休での公開です。

そのほかの期間は、土日祝日のみ公開されていますので、何でもない期間の平日は天龍寺を訪れても、公開自体されていません。

雲龍図が見たい場合は、公開期間内に訪れるよう注意しましょう。

さてこの雲龍図ですが、1997年(平成9年)に法堂移築100年を記念し、また夢窓国師650年遠諱記念事業の一環として新たに作成されたものです。

描いたのは加山又造画伯、サイズは直径9m。

雲龍図には開運の御利益もあると言われており、法堂の参拝料はかかりますが、是非訪れていただきたいポイントです。

雲龍図の特別公開期間(2019年)

  • 春の特別参拝:2019年3月2日(土) ~ 5月19日(日)
  • 夏の特別参拝:2019年8月10日(土)~8月18日(日)
  • 秋の特別参拝:2019年8月31日(土) ~ 12月1日(日)と嵐山花灯路期間
  • 上記以外は、土日祝日のみ
天龍寺 法堂、雲龍図に関しての詳細は当サイトの以下の別ページにてご紹介しております。

天龍寺「法堂」「雲龍図」

諸堂参拝(庫裏前→大方丈→小方丈→多宝殿)

天龍寺では、諸堂参拝を常時実施しています。

寺院の中には庫裏から入り、まず最初に見られるのが大方丈です。

天龍寺の中でも最も大きな建物にあたる大方丈では、中から曹源池庭園を眺めることができます。

大方丈の縁側から眺める曹源池庭園は非常に美しいですが、これにはそもそも、曹源池庭園が「大方丈の中から眺めるために作られている」から、という理由も。

後から曹源池庭園の散歩に出るとしても、建物の中からの眺めをここで充分に楽しんでおきましょう。

次いで、大方丈の奥から、小方丈(書院)に入ります。

小方丈では、大方丈とは少し違った角度から曹源池庭園を眺めることができます。

大方丈のように広々とはしていませんが、その分、日本らしいわびさびの効いた「庭屋一体(ていおくいったい)」の雰囲気をたっぷりと味わってくださいね。

小方丈の奥からは、渡り廊下が延び、寺院奥の多宝殿へと続いています。

多宝殿は1934年(昭和9年)に建築されており、さほど古い建物というわけではありません。

しかし、多宝殿のある場所では、かつて後醍醐天皇が学問所として使っていた場所であると伝えられています。

また、多宝殿の奥にある祠堂には、教科書や社会科の資料集に「後醍醐天皇」としてよく出てくる、後醍醐天皇の木造がお祀りされています。

諸堂参拝で多宝殿に入った際は、この後醍醐天皇像をお祀りしている建物であるということを忘れないようにしましょう。

天龍寺 大方丈、小方丈、多宝殿に関しての詳細は当サイトの以下の別ページにてご紹介しております。

天龍寺「大方丈」

天龍寺「小方丈」

天龍寺「多宝殿」

御朱印所(御朱印授与&お守り授与)

諸堂参拝が済んだら、再び多宝殿から大方丈まで戻り、庫裏から外に出る算段となります。

外に出たら、小さな階段を降りてまっすぐのところ、右手に御朱印所がありますので、御朱印を授かりたい方はここで並びます。

御朱印所ではお守りや御朱印帳の販売も行われていますので、あわせてここで手に入れましょう。

天龍寺の御朱印はスタンプです。しかし、御朱印帳を購入した場合のみ、あらかじめ御朱印帳の1ページ目に手書きの御朱印が書かれており、スタンプで日付を入れていただくスタイルになっています。

したがって、天龍寺で手書きの御朱印が欲しい、という場合はまず御朱印の行列ではなく、売店の行列で御朱印帳を買い求めてください。

なお、曹源池庭園から北門に抜ける場合は、再度御朱印所には戻ってこないルートとなっています。

北門へ抜ける方は、ここで御朱印をいただいておきましょう。

曹源池庭園(望京の丘)

曹源池庭園は、夢窓疎石が作庭した日本庭園です。日本初の史跡・特別名勝指定となった庭園としても知名度があります。

天龍寺はこの庭園があるからこそ、世界遺産「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録されることになりました。

天龍寺の境内は、幾度も戦乱に巻き込まれたため伽藍の焼失が多く、曹源池庭園が唯一、天龍寺が作られた当時の姿をほぼそのままに残していることになります。

曹源池庭園には、中央に曹源池と呼ばれる池があります。この周囲に庭が造営されているわけですが、庭内部だけではなく、後ろの嵐山も「眺めの1つ」として美しく見えるように計算された「借景(しゃっけい)庭園」であることが、曹源池庭園の特長です。

曹源池庭園を、北門に向かいぐるりと散歩していくと、高台にのぼる道があります。

この道をのぼると、「望京の丘」にたどり着きます。

上の桜の写真が、この望京の丘からの眺めです。京都市内を見渡すことができる眺めは、建っている建物や、市街地の規模こそ変化したかもしれませんが、嵐山に滞在した貴族たちが見ていたものと同じ……なのかもしれません。

天龍寺 曹源池庭園に関しての詳細は当サイトの以下の別ページにてご紹介しております。

天龍寺「曹源池庭園(そうげんちていえん)の見どころ・特徴」

北門

曹源池庭園から望京の丘を通り過ぎ、さらに北上すると、道は天龍寺の北門へ続いています。

北門の出口はそのまま竹林の小径に入る道でもありますので、北門を出て右折し野宮神社へ向かうか、嵐山駅方面へ戻ったり、また左折して大河内庭園へ向かうこともできます。

天龍寺を効率良く回り、まだまだ見どころの多い嵐山観光を楽しんでくださいね。

スポンサードリンク -Sponsored Link-




当サイトの内容には一部、専門性のある掲載があり、これらは信頼できる情報源を複数参照し確かな情報を掲載しているつもりです。万が一、内容に誤りがございましたらお問い合わせにて承っております。また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。

関連コンテンツ