【天龍寺境内の豆腐料理・西山艸堂のオススメ人気メニューは❓】営業時間や料金と場所を知りたぃ❓

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天龍寺の境内で、京都名物の湯豆腐をいただくことができる……そのお店が、西山艸堂です。

西山艸堂は天龍寺の境内に建つ、塔頭(天龍寺の付属寺院)の中で営業しています。

今回は、嵐山を訪れたらぜひ味わいたい湯豆腐店、天龍寺の「西山艸堂」について、メニューや金額、営業時間、アクセス等をご紹介致します。

記事内でご紹介しているメニュー、金額等は全て2023年2月現在のものです。変更等の可能性がありますので、必ずご自身でご確認の上、ご利用ください。

西山艸堂とは?読み方は?どこにあるの?

「西山艸堂」は「せいざんそうどう」と読みます。

西山艸堂は、天龍寺の塔頭の1つ、「妙智院」の中にあります。

妙智院は、天龍寺の塔頭の中でも、最も天龍寺の正門に近い場所にあり、天龍寺の門を入ってすぐ左側に位置しています。

さらに、西山艸堂は妙智院の建物の中でも、最も東側(天龍寺正門に近い側)に位置していますので、妙智院に踏み込めばすぐに分かる場所となっています。




「西山艸堂」の額字は雲冠道人が書いたもの

西山艸堂の入り口の目印は、上の写真にある木製の門と、趣ある「西山艸堂」の額字です。

この文字は、寧波(ニンポー。現在も中国、浙江省にある都市)の文人、雲冠道人(うんかんどうじん)によって書かれたものです。

妙智院の3世、策彦周良(さくげんしゅうりょう。生1501年~没1579年)和尚が、1539年~1541年に遣明副使として明に渡った際に、交流のあった雲冠道人がこれを記し、策彦周良が日本に持ち帰ったと伝えられています。

西山艸堂は嵯峨野で一番古い湯豆腐店

嵯峨野の湯豆腐は有名ですが、その中でも西山艸堂は最古の店舗と言われています。

とはいえ、その創業はさほど昔ではなく、戦後すぐの1940年代後半。始まりは、天龍寺の参拝客に細々と湯豆腐を提供するのみでした。

嵐山が観光地として知名度を上げはじめたのは、1960年代以降のこと。その頃から、嵯峨野、嵐山エリアには湯豆腐店が増えるようになりました。しかし最も歴史があるのは、西山艸堂!

西山艸堂の湯豆腐は「森嘉」のお豆腐

西山艸堂で出されているお豆腐は、嵯峨野豆腐の老舗、「森嘉(もりか)」の豆腐です。

ツルンとしてのどごしのよい、プリップリうふんなお豆腐は、ひと口食べてファンになる人も多い絶品!

そんなすてきな豆腐を提供している森嘉は、創業安政年間(1855年~1860年、江戸時代)。嵯峨野の豆腐店の中でも、間違いなく最も歴史があるレベルの老舗豆腐店です。

森嘉のおいしい豆腐の秘密は、にがりではなく、すまし粉と呼ばれる硫酸カルシウムを凝固剤に使っていることであると言います。にがりはタンパク質を固める性質がありますが、すまし粉は水分も一緒に取り込んで固めてくれるので、柔らかいのが特徴です。

この手法は戦時中、中国に滞在した当時の店主が、戦後のにがり不足の中、中国の豆腐つくりの方法を取り入れたものであるようです。

森嘉のお豆腐は、川端康成が小説「古都」に掲載したことでも有名になりました。またた司馬遼太郎も「街道をゆく 嵯峨散歩」で森嘉のお豆腐を絶賛しています。

森嘉の豆腐ラインナップには、定番の嵯峨豆腐の他にも、

  • 飛龍頭(ひろうす。京言葉で、がんものこと)
  • 油揚げ
  • 厚揚げ
  • 焼き豆腐
  • きぬごし豆腐
  • からし豆腐
  • 擬製豆腐(ぎせとうふ。豆腐生地に芥子の実をあしらって焼き上げたお菓子)

といったものがあります。これらは西山艸堂で手に入るわけではありませんが、嵯峨野の清涼寺に近い森嘉の店舗で手に入れることができますので、嵐山のお土産にも是非おすすめしたいひと品です。

ただし、日持ちはしませんので、ぜひ京都の最終日にお買い求めくださいね。

嵯峨豆腐 森嘉

  • 住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42番地
  • TEL:075-872-3955
  • 営業時間;8:00~18:00 (但し8/16、12/31は売切れ次第閉店)
  • 定休日:毎週水曜日(火曜日定休あり)
    ※水曜日が祝日の場合、翌日の木曜日がお休みです。詳細は、ホームページでご確認ください。
  • 駐車場:4台あり
  • アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」or京福電鉄「嵐山駅」徒歩15分
    市バス・京都バス「嵯峨釈迦堂前」徒歩1分 

西山艸堂のメニューと値段(金額)

  • 湯どうふ定食 3,500円(税込)

上記、1種類のみ。

選択の余地を与えない店主の思い切ったコダワリがここにある。

まさに名店と呼べるにふさわしいのではなかろぅか。

メニューの内容は精進料理で、冷や奴にひろうす、なすび田楽、湯葉寿司に、天ぷら(精進揚げ)、白米、香の物、湯豆腐などなど。

だしの効いた京都らしいお料理を、落ち着いていただくことのできる空間となっています。

 




西山艸堂の営業時間・定休日

  • 営業時間;11:30~17:00(L.O.16:30)
  • 定休日:水曜(月に1度、火曜に不定休あり)
    8/17~23、12/29~1/4

西山艸堂は、基本的に水曜は定休ですが、年末年始の営業については確認が必要です。

西山艸堂へのアクセス・駐車場

西山艸堂へのアクセスは、天龍寺へのアクセスに同じく、嵯峨嵐山駅から徒歩11分ほどとなっています。

詳しくは当サイト「京都駅から天龍寺へのアクセス(行き方)「電車・バス・車・タクシー」など」に掲載されている、「嵯峨嵐山駅から天龍寺への徒歩ルート」をご参照ください。

また、西山艸堂へ伺う際は、天龍寺の駐車場や、近隣の駐車場を利用することができます。おすすめの駐車場は当サイト「安い!天龍寺(京都嵐山)周辺付近の駐車場一覧!【地図・料金完全ガイド】」でご確認くださいね。

西山艸堂の予約方法や概要(場所)

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町63

予約方法は食べログを参照💘

西山艸堂の割引クーポンはなし……!

コース料理かぁ、割引やクーポンがないのかな……と探してみる人が多いのですが、残念ながら現在のところ、西山艸堂ではクーポンの配布を行っていないようです。

お寺さんですから、お布施のつもりでゆったりとコース料理をいただく、悪くないのではないでしょうか!

西山艸堂、妙智院をはじめ、天龍寺にもすばらしい和風庭園が広がっています。おいしい湯豆腐を、雰囲気も含めてほっこりと楽しんでください。

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