【2024年🍁落柿舎の紅葉】見頃(色づき具合)やオススメ紅葉撮影スポット(ライトアップ)と混雑具合を….モぇ〜、お知る?

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【2024年】落柿舎の紅葉の色づき始めや見頃のピークはいつ?

落柿舎の紅葉の色づき始めはいつ?

落柿舎の紅葉は、例年以下のようなスケジュールで色づき、見頃を迎えます。

  • 色づき始め:11月初旬

落柿舎の紅葉の見頃のピークはいつ?

  • 例年の見頃:11月中旬~11月下旬

落柿舎近隣の常寂光寺の公式ホームページを見ると、2023年11月24日に「境内全体が見頃の最盛期を迎えています。」‥‥‥との記載があった。

然るに11月24日から良くて一週間が見頃のピークと考え、11月末〜12月初め頃に散り紅葉が始まる‥‥という予測が成り立つ。




落柿舎の紅葉見どころスポット一覧🍁

下掲写真は2022年12月01日、ライトアップは2021年12月08日に撮影したもの。

落柿舎の入口周辺の様子

入口門と「落柿舎」と書かれた横額

ピヨ🐣入口の蓑と笠

ちょぃと入口奥に注目して欲しい。

玄関先に蓑と笠が吊るされているのが分かるだろぅか?

これは庵主が在居していることを意味する。

ご存知かと思われるが庵主はすでに他界しておらず、現今に到っては蓑と笠を玄関先に吊るすことで、庵主は当地に還り、永遠の俳諧創作の世界に居ることを示唆させる。

このような拝観者を泣かせる憎い演出も、ハイパー素敵にある。グスっ😭

ピヨ🐣落柿舎とは?略歴を述べる

落柿舎を一言で述べると、蕉門十哲の一人であり、名俳人の向井去来(むかい きょらい/1651〜1704)の閑居(かんきょ/別邸の隠居屋敷)の跡になる。

落柿舎の拝観受付と紅葉

落柿舎本庵と紅葉




落柿舎本庵と柿の樹

ピヨ🐣壮絶な「落柿舎」の名前の由来とは?

当舎がまだ、名俳人・向井去来の名もなき草庵だった頃、去来は庭木に柿樹を40本ほど植えていたそぅな。

ある日、朝起きると40本すべての柿の実が柿樹の枝から落っこちていたとな。

ところがこの柿はすべて柿の行商に売る約束をしていたので、さぁ大変。

去来は柿の行商を気の毒に思ぃ、後日、訪れた時に売約金(手付金)をすべて返してやったらしぃが、その折、去来は自らの消息を友人に知らせるべく、一通の手紙をしたためた。

商人は手渡された手紙に目をやると「落柿舎の去来」と記されていた‥‥という話。

この故事は去来が著した「落柿舎記(らくししゃのき)」に記され、今日、去来の温厚篤実な性格が垣間見える美談としても知られる。

花手水と紅葉

落柿舎本庵内部から見る紅葉

写真は公式より

落柿舎本庵は通常は一般進入不可。

入れたら‥‥‥あラッキー、ラッキー、ラッキぅぃ?

‥‥‥。

‥‥‥‥‥‥。

嵯峨日記歌碑と紅葉

五月雨や色紙へぎたる壁の跡

ピヨ🐣松尾芭蕉の名作「嵯峨日記」

松尾芭蕉は晩年、この庵を3度も訪れ、名作「嵯峨日記」を著したと伝わる。

高浜虚子&昭憲皇太后歌碑と紅葉

高浜虚子

凡そ天下に 去来ほどの 小さき墓に詣りけり

昭和三十四年に建碑。虚子の生前最後となる自筆句碑。

昭憲皇太后

加茂川の はやせの波のうちこえし ことばのしらべ世にひびきけり

明治三十五年、昭憲皇太后が嵯峨天皇の皇女・有智子内親王を称えられた御歌

名もなき五輪塔と紅葉




その他、落柿舎の紅葉の様子

これぞ数寄の極み!

生木を一枚板に加工した天然の風合ぃ豊かなベンチ。

「茅葺屋根」といえば、日本昔ばなし。‥‥‥ということで、昔ばなし観たなってきた ぬぅあ〜

そぅいえばYoutubeで動画あった ぬぅあ〜

ぬぅあ〜

ぬぅあ〜

ふぅ、次いこ。


‥‥ところでお前たち。

この茅葺屋根、葺き替えるといったいいくらくらいかかる想像でけるか?

‥‥おそらく一棟2000万はくだらんやろぅ。 ‥‥などと思いつつも、紅葉を愛でる我の憎さ。スンマヘン寄付金 拝観料と御朱印代金でご勘弁を。




【オマケ】落柿舎ライトアップの様子

下掲写真は2021年度の嵐山花灯路の際に実施された落柿舎のライトアップ時に撮影したもの。

とりわけ嵐山花灯路は2021年を最後にイベント自体が素敵に終了してしまったので、今後もし、落柿舎のライトアップされる機会があるならば、それは貴重な機会となろぅ。

あ、それと言うのを忘れていたが、落柿舎には「投句箱」と呼ばれる箱が設置されていて、誰でも一句、書き綴ったものを投句できる。

せっかくなので天然の風合い豊かな庭のベンチ(上記)にでも腰掛けながら、一句、書き綴ってみるのはいかがか。




落柿舎本庵内部の様子

ピヨ🐣「向井去来」とは?

向井去来は長崎興善町の出自と伝わる。本名を向井平次郎と称す。

武門の一家だったらしいが、24歳の頃に髷(まげ)を下ろし、貞亨元年(1684年)に当時、松尾芭蕉門下であった宝井其角(たらい きかく)と出会い、やがて自身も芭蕉と対面し、師事することになる。

去来は芭蕉によく仕え、芭蕉も彼を気に入り、「洛陽に去来ありて、鎮西(西国三十三ヶ国)の俳諧奉行なり」と云わしめた。

この後、去来は実際に「鎮西の俳諧奉行」として、西国の蕉門を束ねる長者となる。

🐣去来の名句

柿主や 梢(こずえ/樹木の先の部分)はちかき あらし山

岩鼻や ここにもひとり 月の客

湖の 水まさりけり 五月雨

落柿舎の拝観料金(割引)or拝観時間(定休日)

拝観料金:一般300円/団体割引50円(250円)

拝観時間:09時〜17時まで
※1月&2月は10時〜16時

定休日:なし

公式サイト:http://www.rakushisha.jp/

落柿舎へのアクセス

場所(地図)

所在地:京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20

🚉最寄駅

JR嵯峨嵐山駅(徒歩約15分)

嵐電嵐山駅(徒歩約20分)

阪急嵐山駅(徒歩約30分)

🚌最寄りバス停

嵯峨小学校前 停留所(市営バスor京都バス)徒歩約10分

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