【2023年🍁常寂光寺の紅葉の見頃(色づき具合)】拝観料金や混雑具合と場所(アクセス方法)を‥‥知るつもり❓

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嵐山に紅葉狩りに行くなら、天龍寺と一緒にぜひチェックをしておきたいのが、小倉山中腹にある常寂光寺(じょうじゃっこうじ)です。

境内のカエデの本数はおよそ200本ですが、小倉山全体がカエデの多い場所なので、山全体と合わせて最高級の紅葉が味わえるともっぱらの評判。

今回はそんな常寂光寺について、紅葉の見頃や拝観料、天龍寺から常寂光寺へのアクセスなどをご紹介してい‥‥‥申す。ギャヒョェっ

【2023年】常寂光寺の紅葉の見頃はいつ?

常寂光寺の紅葉は、例年以下のようなスケジュールで色づき、見頃を迎えます。

  • 色づき始め:11月中旬
  • 見頃:11月中旬~11月下旬

常寂光寺の紅葉の種類

常寂光寺では、

  • ノムラカエデ
  • イロハモミジ
  • オオモミジ
  • ヒロハモミジ
  • イチョウ

などの種類の樹木が色づき、紅葉、黄葉を鮮やかに見せてくれます。

イチョウも植えられていますので、赤ばかりではなく黄色の葉が混じりとてもきれいですよ!


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常寂光寺の拝観時間・拝観料は?

常寂光寺の拝観時間

常寂光寺の拝観時間は、

  • 9:00~17:00

の間となっています。

拝観受付終了時刻は16:30です。

また季節による変動はありませんが、大晦日(12月31日)には除夜鐘打公開があります。この日は22:30頃から除夜の鐘をつくための整理券が108枚配布され、23:45から除夜の鐘つきが始まり……と深夜にわたり参拝が可能となります。

常寂光寺の拝観料

常寂光寺の拝観料は以下のとおりです。

  • 大人(中学生以上)500円
  • 小人 200円
  • 障がい者の方 400円

常寂光寺の拝観料は、本堂の拝観料ではなく、境内拝観料です。

拝観受付は、山門を潜った後、仁王門の手前にありますので、ここで受付を行いましょう。

天龍寺から常寂光寺へのアクセス

天龍寺から常寂光寺へは徒歩でアクセスすることができます。

ルートは、上の地図のとおりです。

天龍寺を正門から出て、竹林の小径を通って野宮神社側からアクセスすれば、20分ほど歩かなくてはなりませんが、天龍寺を北門から出れば、大河内山荘庭園前を通って常寂光寺までは徒歩10分ほどです。

野宮神社に立ち寄るか、あらためて竹林の小径を観光したいのであれば、天龍寺を正門側から出るのがおすすめです。

野宮神社もまた紅葉の名所の1つなので、あわせて観光してみてはいかがでしょうか。

天龍寺北門から大河内山荘にかけても、ある程度の竹林が見られますので、北門から早道をするのも良いでしょう。

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常寂光寺の境内の見どころ

常寂光寺の歴史

小倉山常寂光寺は、慶長年間(1596年~1614年)に創建された日蓮宗の寺院です。

場所は小倉山の中腹にあたりますが、この場所は平安時代に歌人であった藤原定家の山荘があったと伝えられています。この山荘は「時雨亭」と呼ばれていましたが、時雨亭の場所は常寂光寺の境内の中でも諸説あり、現在常寂光寺の境内には「時雨亭跡」の石碑と、「定家山荘跡石碑」の2つが存在しています。

1596年(慶長元年)に、日蓮宗大本山本圀寺十六世であった日禎(にっしん。生1561年~没1617年)が隠遁を目的として、常寂光寺を開山したと伝えられています。

常寂光寺のある土地は、この時に豪商であった角倉了以が日禎に寄進したものです。また常寂光寺の建設にあたっては小早川秀秋が出資を行い、常寂光寺の本堂は伏見桃山城の客殿を移築して造営されました。

角倉了以は渡月橋の造営にも深く関わりを持つお金持ち氏。詳しくは、当サイト

京都嵐山「渡月橋の歴史!」誰が作った?建築構造・様式など

もご参照ください。

仁王門

拝観受付をすませてすぐ正面の建物が仁王門です。

常寂光寺の仁王門は、1616年(元和2年)に、日蓮宗大本山本圀寺(常寂光寺の改組となった日禎は元々、本圀寺十六世)の客殿の南門を移築して作られました。したがって建造物としては常寂光寺の開山よりも古い、承和年間(834年~848年)のものと言われています。

仁王門には仁王像が安置されていますが、これは運慶(生年不詳~没1224年)の作であると伝えられています。仁王像の身長は7尺(およそ212cm)で、眼病と足腰の病に御利益があると言われます。

多宝塔(重要文化財)

多宝塔は、常寂光寺の境内の中でもかなり奥のほうに当たります。石段をたくさん上って到着するところですが、ぜひ訪れてみてください。1620年(元和6年)に落慶した、重要文化財指定されている建物です。

塔といえば角張った建造物であることを想像しますが、「宝塔」というのはそうではなく、塔身は円形で、屋根の形は宝形造のものを指します。

檜皮葺の屋根に、高さはおよそ12mの美しい塔で、この塔の周辺にも鮮やかに色づく紅葉が多く、季節を問わず見る人が絶えません。

定家山荘跡石碑、時雨亭跡

常寂光寺のある土地には、平安時代に藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝えられています。

しかしその場所は、常寂光寺の境内の中でも、確定はされていないようです。

伝え聞くに、時雨亭の場所は仁王門の北、二尊院の南……と言われており、この場所には室町時代の頃から、定家の神像を祀る祠(ほこら)が建てられていました。

しかし常寂光寺の建設時に、定家の祠より上の位置に寺の庫裏を建てるのは恐れ多い……という理由から、祠はさらに坂の上に移転され、現在の「時雨亭跡」石碑と、石碑に隣接する祠(歌遷祠)が建てられました。

一方、元々祠のあった場所には「定家山荘跡石碑」が建てられ、現在は境内の2箇所に、藤原定家ゆかりの石碑が存在しています。

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常寂光寺の住所・電話番号・お問い合わせ先

  • 住所:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
  • TEL:075-861-0435
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