京都嵐山・渡月橋「夜のライトアップ」の期間・時間・場所と夏はやっているの?
京都は嵐山の渡月橋といえば、夜のライトアップされた幻想的な様子が魅力ですが、実はこのライトアップは期間と時間が決まっており、通年のものではありません。
今回は、天龍寺にも近い人気スポット「渡月橋」がライトアップされる期間や時間についてご紹介致します。
またあわせて、京都観光の繁忙期でもある夏場にライトアップがあるかどうかについてもお伝えします!
渡月橋ライトアップの期間は「春と冬」!夏はなし……ではいつ?
さて、早速渡月橋がライトアップする期間について確認してみましょう。
渡月橋がライトアップするのは、春と冬の年に2度です。
つまり、「そうだ、京都行こう!」とやるヒマのある夏場は……残念ながら、渡月橋のライトアップは行われていません。
ライトアップされた渡月橋を見たいなら、あえて夏場は避け、春か冬に訪れることをおすすめします。
さて、それでは、春と冬のライトアップが具体的にいつ行われているのかをご紹介します。
渡月橋・春のライトアップの期間(日程)と時間「桜とのコラボ!」
春の渡月橋といえば、嵐山に桜が浮かび上がる光景がなんとも美しいものです。もう洋服じゃなくて水干で見に行きたい!
そんな春のライトアップは、桜の全盛期に20日弱の間行われるのが通例となっています。
一例として、2018年の日程と時間を挙げますと……
- 期間:3月20日~4月8日(19日間)
- 時間:日没~22:00頃まで
これは2018年の実績ですので、毎年全く同じとは限りませんが、一般的に学校が春休みに入る期間を狙っていることは間違いありませんので、例年3月終わりの10日ほどから、4月頭の1週間と思えばほぼ間違いはないでしょう。
渡月橋・冬のライトアップの期間(日程)と時間「嵐山花灯路」!
渡月橋が冬のライトアップを行う期間は、渡月橋だけではなく、嵐山一体で「嵐山花灯路」というイベントが行われています。
嵐山花灯路では、渡月橋のみならず
- 竹林の小径
- 渡月橋
- 嵐山モンキーパークいわたやま
- 法輪寺
- 巨椋池
- 長神の社
の各エリアがライトアップされます。また、下の地図において赤線で示されている部分も、LEDで道を照らし、そぞろ歩きができるように工夫が凝らされています!
※画像は嵐山花灯路ホームページより
2018年には、以下の期間(日程)、時間でライトアップが行われていました。
- 期間:12月7日~16日
- 時間:17:00~20:30
期間(日程)に関しては、12月の5~8日頃の金曜日から、15~18日頃の日曜日まで行われるのが通例となっていますので、その年によって日程は変わりますが、カレンダーと照合してみてください。
嵐山花灯路では、渡月橋だけではなく、渡月橋に近い竹林の小径もライトアップされます。
またこれらのライトアップに伴って、周辺の
- 天龍寺(夜間参拝はありません)
- 常寂光寺
- 野宮神社
- 宝厳院
- 法輪寺
- 落柿舎
- 大河内山荘庭園
では特別参拝が実施されます。
これらの寺社特別参拝の実施概要、時間等に関しては、当サイトの「京都嵐山「竹林の小径(竹林の道)」のライトアップ「期間・時間・見どころ」」で詳しく特集しておりますので、あわせてご参照ください。
京都の渡月橋がライトアップされる場所は?
渡月橋ライトアップの場所は、春のライトアップと冬のライトアップとで多少、差がありますので覚えておきましょう。
さきほどご紹介しましたとおり、冬のライトアップは「嵐山花灯路」の一環であり、渡月橋だけではなく、嵐山の各所がライトアップされています。
詳しくは、上に掲載しましたライトアップエリアの地図をご覧下さい。
一方、春のライトアップに関しては、渡月橋の南側、嵐山公園の中之島地区を中心にライトアップが行われます。
ライトアップ自体、橋のライトアップというよりも桜のライトアップと言うのが適切ですので、遠景の桜と渡月橋を楽しむなど、色々な楽しみ方をしてみてください。
嵐山・渡月橋ライトアップの季節はいずれも混雑必至!
渡月橋がライトアップする季節は、春も冬も短期間。わずかな期間に観光客が殺到しますので、土日祝日を中心にどうしても混雑してしまいます。
渡月橋に近い、竹林の小径などでは、一方通行が行われるほどですので、渡月橋の混雑も覚悟の上! 通行や通り抜けには時間がかかることを想定の上、ゆっくりと観光できるよう、時間に余裕を持って訪れてくださいね。